夏場のサッカーは、熱中症による事故が多く発生しており、子供を持つ親としては心配です。
公園に熱中症のポスターがはってありました。WGBTの数値って?熱中症はどのようにして起こるのか?暑熱環境下でのマスクの着用方法についてどうしたらよいの?そんな気になることをまとめてみました。
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WGBTとは?
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運動に関する指針は、気温35°以上 WBGT31以上 運動は原則中止で、特に子供の場合は中止すべき。
暑さ指数(WBGT(湿球黒球温度):Wet Bulb Globe Temperature)は、熱中症を予防することを目的として1954年にアメリカで提案された指標です。 単位は気温と同じ摂氏度(℃)で示されますが、その値は気温とは異なります。暑さ指数(WBGT)は人体と外気との熱のやりとり(熱収支)に着目した指標で、人体の熱収支に与える影響の大きい ①湿度、 ②日射・輻射(ふくしゃ)など周辺の熱環境、 ③気温の3つを取り入れた指標です。
暑さ指数(WBGT)は労働環境や運動環境の指針として有効であると認められ、ISO等で国際的に規格化されています。 (公財)日本スポーツ協会では「熱中症予防運動指針」、日本生気象学会では「日常生活に関する指針」を下記のとおり公表しています。労働環境では世界的にはISO7243、国内ではJIS Z 8504 「WBGT(湿球黒球温度)指数に基づく作業者の熱ストレスの評価-暑熱環境」として規格化されています。
熱中症はどのようにして起こるのか?
熱中症を引き起こす条件は、「環境」と「からだ」と「行動」によるものが考えられます。
「環境」の要因は、気温が高い、湿度が高い、風が弱いなどがあります。
「からだ」の要因は、激しい運動によって体内に著しい熱が生じたり、暑い環境に体が十分に対応できないことなどがあります。
その結果、熱中症を引き起こす可能性があります。
熱中症を予防するにはどうしたらよいの?
・こまめな水分補給
・適度な塩分補給
・涼しい場所で休憩
・規則正しい生活リズム
親は上記を意識ながら子供のサッカーを応援する必要があります。
暑熱環境下でのマスクの着用方法について
「新しい生活様式」では、症状が無くてもマスク着用が基本的な感染対策の一つとなりますが、気温が上昇する季節では、熱中症にも十分気を付けなければなりません。
- 1. 高温や多湿といった環境下でのマスク着用は、熱中症のリスクが高くなるおそれがあります。屋外で人と十分な距離(少なくとも2m以上)が確保できる場合には、マスクをはずすようにしましょう。
- 2. マスクを着用する場合には、強い負荷の運動は避け、のどが渇いていなくてもこまめに水分補給を心がけましょう。飲水する際は、一人一人の専用容器から飲水するようにし、人が口を付けフタをしたボトル等をクーラーボックスに戻すことは、ぜったいに避けるようにしましょう。また、周囲の人との距離を十分にとれる場所で、マスクを一時的にはずして休憩することも必要です。
厚生労働省「新しい生活様式」における熱中症予防行動のポイント
水分補給について
水分補給の重要性
運動をする時には水分補給をしっかりと考えねばなりません。特に、サッカーは屋外で行われるスポーツですから、太陽の直射日光を浴びますし、練習時間も試合時間も長いので、運動量にともなって発汗量も多くなります。 梅雨時の湿度の高いシーズン、そして夏場の炎天下の練習・試合では、熱中症などのリスクが高まります。正しい水分補給を覚えて、いつも元気にプレーするようにしましょう。
水分補給のテクニック
練習や試合の時には、必ず水分を用意して、快適に運動できるようにすることが望ましいでしょう。 汗はただの水ではなく、塩分も混ざっていることを考えると、これらを含み、さらに脳のエネルギー源である糖分も含んだスポーツドリンクも用意し、水と使い分けます。
どのくらいの量を飲むかについては、運動の前後に体重を測定し、どのくらい汗をかいたかを計算してみましょう。例えば、水分を1リットル補給したのに、運動前より体重が1キログラム減っていたとすると、汗を2リットルかいたことになります。 汗をかく量には個人差がありますから、一人ひとりが傾向を把握しておけば、自分で飲む量を加減できるようになります。
まとめ
サッカーは屋外で走り回るスポーツです。そのため熱中症のリスクも高いのではないでしょうか?
熱中症はひどくなると後遺症が残ったり、最悪の場合死亡することもあると怖いことも書かれています。
たっぷりの睡眠など日々の生活のリズムもそうですし、子供に持たせる熱中症対策グッズなどをもたせたり
応援に行く場合は、タープなど日陰を作るものを用意するなど準備できることも多いと思います。