アジリティ（Agility）とは”運動時に身体をコントロールする能力”
のことで、最も必要とされる局面が素早い方向転換や切り返しなどです。
左右や後ろ方向へのすばやい動きにおいても重要でサッカーで頻繁に行われる動作に必要な能力です。
■バランス
中心と重心を近い位置に保つことです。中心は人間の身体的な中心部分を指すが、重心はそのときどきの体制によって変わってくる。
上体が大きくゆれたり、大きな前傾姿勢などをとれば、重心は身体の外側にきます。
運動を止めようとするとき、慣性が働き、重心は中心から離れていきます。
その離れ方を小さくすることで、別方向の動作に切り替える時間が短縮されます。
慣性と戦い、重心が中心から離れる距離を小さくすること。
それがバランスをとること、バランスの良い状態ということです。
■筋パワー
素早い方向転換テクニックを行うためには必要な能力が筋パワーです。
典型的なメニューが、高いところから飛び降り、着地後にすぐに飛び上がるジャンプです。
地面反力を瞬間的に体幹でうけ、意図する方向に進む能力を身に着けたいときにつかいます。
この能力を発揮するために重要なのが、筋の動員と同調です。
■方向転換テクニック
減速し、方向転換を行い、素早く加速する。サッカーでのカギを握る能力です。
近い距離に対してはこう動く、遠い距離に対してはこう動く、目的にそった体のコントロールする能力を
トレーニングで身に着ける必要があります。
また、方向転換テクニックを身に着けることで障害を誘発するような動作を改善できるようになります。
■コーディネーション
コーディネーションはあらゆる運動を操作、調整する能力。運動の巧みさ、器用さ。
状況に対して素早く判断しながら、動きをコントロールする能力のことです。
方向転換で身体をコントロールするときなど、最もコーディネーション能力が必要となります。
【まとめ】
サッカーで必要なアジリティ。この能力を持った子を見るとうらやましくなります。
小さいころから、いろんな動きを取り入れて遊んできたんでしょうね。
またあぶないとおもうような遊びもある程度寛容にみることも大事かと思います。
私の子供は、アジリティがありません。小さい頃はレゴなどで遊ぶのが大好きなインドア派で。。。
少しでも危ないと思う外遊びは、注意ばかりしていました。
だから、バランスディスク、ラダー、コーンなどを使い、練習しています。
やれば効果がでる。やらなければ効果はでない。
だから練習あるのみです。