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早く走る公式 スピード=「足の回転数」×「歩幅」
スピードとは、”重心移動の速さ”のこと。前方向だけでなく、横や斜めなどすべての方向への重心移動が該当します。
歩幅は、重心移動の一歩の距離と考えらます。
これは足先だけが前についても意味がなく、重心を移動させるための脚の動きであるべきで、
重心移動を考えたら歩幅が狭まらずに回転を上げることができれば、スピードは間違いなく上がります。
足の動作と接地
動き出しで、いきなり大股に動き出すと重心が不安定になってしまいます。
徐々に歩幅を大きくなることが合理的で、そのための設置場所を瞬時に判断する必要があります。
接地場所は特に、色々なトレーニングで意識するべきところで、ラテラル系(横方向)のトレーニングの狙いに通じる部分で、究極の設置ポイントを見つけることにあります。
接地するときは、つま先から接地するというよりも、前足部で接地するように注意が必要です。
重心を移動させるための姿勢
重心を移動させるための姿勢は、力が分散しないように1本の棒のようになることが基本。
一直線が良いことは同じですが、動き出しとトップスピード局面ではことなります。
動き出しでは前傾姿勢になり、歩幅は大きくなりませんが、地面に加えられる力は大きくなり
、スピードを上げていくことができます。
それに対してトップスピード局面では、上体を起こして、地面に対して垂直に近い姿勢となります。
トレーニングを行う際も、動き出しの姿勢や、トップスピード中の姿勢を意識すると実際の走りの姿勢につながります。
腕振り
腕振りは肩関節を中心に”振り子”をイメージして前後にしっかりと振ることで推進力をえます。
肘は約90°に屈曲する、手掌や手指は力を入れすぎない。腕振りはてこの原理が働くため、
速い回転運動を行うためには、肘をたたんで肩を支点とするコンパクトな振り子運動がてきしています。