【BOOK】ゴールデンエイジの7歳~12歳「ケガをしないカラダ」をつくって成長を止めない【C・B・Aトレーニング】プロトレーナー木場克也のジュニアサッカー

【BOOK】ゴールデンエイジの7歳~12歳「ケガをしないカラダ」をつくって成長を止めない【C・B・Aトレーニング】プロトレーナー木場克也のジュニアサッカー

2023年6月11日

小学生で体幹トレーニングは必要?はじめはまだトレーニングしなくても良いのではと思っていました。なぜジュニアサッカーでこのトレーニングが必要か、また解説動画などもあるためわかりやすかったです。

またマンション内でもできるため、朝にしてから学校に行ったり、雨の日でもできることも良かったです。

木場トレーナーは1996年からたくさんの選手を見てきて、ジュニア世代からの体幹トレーニングを指導してきたプロトレーナーです。日本代表の「久保建英」(173cm)やレアル・マドリード下部組織の「中井卓大」(182cm)も指導しています。

「数か月先の強い自分」つくる!!

「KOBAトレ」を色んな場面で紹介されていますが、この本では「7先~12歳」のまだカラダが出来上がっていないサッカー選手に向けた、体の基礎作りをテーマに構成されています。

ゴールデンエイジと呼ばれるこの年代にインナーマッスル(体の内側の筋肉)を鍛えることで、カラダの使い方や柔軟性が圧倒的に進化。

そしてこの年代に多いのがケガが本当に多いんです。長男もどれだけケガに悩まされたか。。。

この本で「C・B・A」(コア/バランス/アジリティ)をキーワードにサッカーで必要な「ドリブル」「ストップ動作」「ターン」「ジャンプ力」「走力」の動作別のメニューで構成されています。

練習メニューを子供為に作ってみるのはいかがでしょうか?室内でできるものが多い為、雨の日でも外に行かずとも練習できる内容が多いです。

C・B・Aって何?

C=Core(体幹)動きの出発点はコアにあり!

運動の動作のにおいて、まず動くのは体の中心にある、お腹周りのコア(体幹部)の筋肉です。

体幹は本当に重要でサッカー上手な子はあたり負けしない「体幹」を持っています。そのトレーニング方法が載っています。

【BOOK】サッカー上手な子はあたり負けしない「体幹」をもっています。【長友佑都体幹トレーニング20】で体幹の重要性を再認識。
サッカー上手な子に共通に感じること、「柔らかい」「早い」「硬い」でした。「柔らかい」はボールタッチがとにかく柔らかくてトラップが吸い付くような感じ。「早い」はと…
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B=Balance(バランス)眠った筋肉を呼び覚ませ!

サッカーは片足でプレーすることが多いスポーツです。片足で不安定な体制をキープするには軸足の強化が必要です。このトレーニングをすることで今まで使っていなかった筋肉を使えるようになるため、バランスが大きく向上します。

A=Agility(アジリティ)体を自由にコントロールする!

サッカーには、アジリティが必要です。減速、加速、方向転換など動き出しの一歩目の速さが必要です。

【アジリティ サッカーに必要な能力】
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サッカーの6つの動作をC・B・Aトレーニングでアップ!!

①ドリブル力アップ・・・軸がぶれず当たり負けしないドリブルが出来るようになります。

②ストップ動作アップ・・・ストップした時に頭や上半身がぶれず、次の動き出しが速くなります。

③ターン動作アップ ・・・ ひねるための筋肉を強化してスムーズなターンが出来るようになります。

④ジャンプ力アップ ・・・ 体の軸を強化してジャンプを安定させます。

⑤走力アップ ・・・ お腹周りと足の連動性を高めたり、すばやい一歩目の動き出しを身につけます。

⑥キック力アップ ・・・ 軸足を強化してぶれないフォームを身につけます。

まとめ

自宅でできるため、学校、サッカーから帰ってきてからもできますし、雨の日もできます。子供にあった週間メニューをつくって、継続して行うことが大事です。サッカーが上手になるでしょうし、ケガをしにくい体を作るという点でもお勧めです。

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