サッカーで戦うためのからだづくり。栄養と食事・補食ってなに?スポーツをする小学生の食事について調べてみました。

サッカーで戦うためのからだづくり。栄養と食事・補食ってなに?スポーツをする小学生の食事について調べてみました。

2022年4月17日

サッカーで戦うためには、からだもしっかり作り、頭脳も鍛えていかなければなりません。

めざせ!文武両道。そのためにもしっかりとした栄養のある食事、規則正しい生活習慣が必要となります。

朝食はしっかり食べましょう!

「よく体を動かし、よく食べ、よく眠る」という、成長期の子供にとって必要不可欠と言われています。

朝食をぬくと基本的な生活習慣に乱れが見られ、体力、気力とともに学習意欲の低下を招く要因の一つと

指摘されています。

朝食はエネルギーを補給し、睡眠によって下がっている体温を上げます。

朝食は、運動能力や勉強にも影響してきます。

毎日しっかりバランスのとれた朝食をとることが大切です。

なぜならば、毎日朝食を食べる子供ほど、学力調査の平均正答率が高い傾向にあります(図表2-1-7)。

さらに、スポーツ庁が小学校5年生と中学校2年生を対象に実施した令和元(2019)年度

「全国体力・運動能力、運動習慣等調査」(以下「全国体力調査」という。)によると、

毎日朝食を食べる子供ほど、体力合計点が高い傾向にあります。

図表2-1-7 朝食の摂取と学力調査の平均正答率との関係
農林水産省より抜粋
図表2-1-8 朝食の摂取と全国体力調査の体力合計点との関係
農林水産省より抜粋

食事バランスガイド

バランスのよい食事ってどんな食事?何をどのくらい食べたら、ちょうどいいの?

一日に「何を」「どれだけ」食べたらよいかをあらわしているのが「食事バランスガイド」です。
この「食事バランスガイド」のコマのイラストをよくみてみましょう。

「主食」「副菜」「主菜」「牛乳・乳製品」「果物」の5つのグループをまんべんなく、コマの形になるように(上の方にあるグループほどしっかり)食べると、バランスがとれる食事になります。

農林水産省より抜粋

補食について

バランスのよい食事には、からだをつくる栄養素がそろっています。

また、運動量の多い子どもは少ない子どもよりエネルギーを必要としているので、主食のごはんをはじめ、しっかり食べましょう。

スポーツの上達には、練習はもちろんのこと、食事によるからだづくりがとても大事。おやつもお菓子ばかりに目を向けず、足りない栄養を補うように、果物や牛乳・乳製品を積極的にとることが大事です

農林水産省より抜粋

サッカーは走り回るスポーツです。練習後にはすぐおなかがすくので、試合の時はもちろん

普段のサッカーの練習でも補食用におにぎり、乳製品のチーズやお菓子、果物のバナナなど

を持って行っています。

まとめ

食事のバランスを考えながら、生活習慣も身につけるようしたいです。

正しいお箸の持ち方や姿勢、食事マナー、食事の前に机を拭く、お箸、お皿を並べる。

食べ終わった食器を洗い場まで運ぶなど、お手伝いすることで自立し、

「いただきます」「ごちそうま」など感謝を伝える。

もっと食事に興味を持てるように、時々親子でご飯を作ってみる。

自分の生活と食べ物とのかかわりを見つめなおして、

元気で健やかに成長して欲しいと思います。